インターネット
インターネットにおける顔出し(個人情報)について
posted in 09:53 2009年05月31日 by 涼微
日本人はアメリカなどの諸外国と比べて顔出しなどの個人情報をインターネット上に出したがらない傾向の文化である。というのも、例えば米国で人気のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるFacebookやMySpaceは顔出しはおろか実名公表も当たり前のように皆やっているが、一方でmixiは顔出しをしている人でさえかなり少ない。
日本人があまり個人情報を出したがらない理由は、例えば誹謗中傷を受けたり叩かれるのが嫌だという事だったり、悪質なストーカー被害に会いたくないといったマイナスの面を強く考えているからだろうか。確かにそういった理由はもっともでそのような面倒くさい事に巻き込まれたくない場合は、個人情報を全く出さないでひっそりと過ごすのがよろしいと思う。しかし、自分を出さなければ出さないほどそれに比例して一般的に面白みというものは無くなるものだ。
ここでインターネットにおける顔出しを否定する人間の常套句として例えば、「顔出しして自意識過剰なの?」とかだったり、「あんまり個人を特定するような事を書いたら面倒くさい事に巻き込まれやすいのに馬鹿なの?」といった言葉があるだろう。
しかし、人間なんて自分のことを客観的に見れずにある程度自意識過剰なのは当たり前で、寧ろこういう種の事を言う人は逆に自分の顔写真も人目を気にして気楽に出せないのだから、そちらの方が自意識過剰なのではないかという気がしてしまうがどうだろう。
ついでに誹謗中傷や叩きに関して言っておくと、こんな事は年齢が上がり社会と接点を持っていくほど個人を出していく面白みやさらに言えば必要に駆られてやっているという人もいる事を理解するものなので、そういった発言をする人は精神が幼いと頭から一蹴しても良いのではないかと思います。(米国などでは文化の中に自己主張をする事が大事な事だと含まれていて、小さい頃から自然に周りの人々がそうしているのを見てきているので皆やっているのだろう。)
ここで、もう一つの話題である個人情報を出すと色んな被害に会い易くなるというのは難しい問題だ。そしてその事は確かに間違ってはいないのだけど、それならテレビなどのマスメディアに出て相当多くの人の目に触れている人々や住所付きの会社のホームページなんかで個人情報を晒している人々なんかは物凄く危険という事になる(*1)。それどころか、街中を普通に歩いていたら何人もの人にその姿を見られるのでそれだけでも危険だ!
もうそこまで神経質になるなら家から一歩も出ないで個人情報も一切晒さなければかなりの身の安全を確保できるに違いない。しかし、もちろん多くの一般人はそれでは生きていく事が出来ないので、結局は自分をある程度晒していかないといけなくなるというのは当然の成り行きで、その晒す度合いは個人によって違って然りという事なのではないだろうか。
最後に、ブログなどの誰がやっているか分からないメディアの文章を読む人というのは結局「誰が書いているのか?」というその書き手の人となりを重視する傾向にあるので、ある程度の情報を提供しておくという事が大事なのだと思います。特に日本は自分を晒す事を恥じる国民性なのでそれだけでも他と差別化する事が出来たりします。
(*1)
そういったマスメディアや会社と個人の違いは、ある情報を出す前に他者の目によるチェックが入り易いかどうかというところだろうか。だから個人が犯罪に近いような叩かれえる情報をアップロードしようとしてもチェックが入りにくくなるという事はある。
日本人があまり個人情報を出したがらない理由は、例えば誹謗中傷を受けたり叩かれるのが嫌だという事だったり、悪質なストーカー被害に会いたくないといったマイナスの面を強く考えているからだろうか。確かにそういった理由はもっともでそのような面倒くさい事に巻き込まれたくない場合は、個人情報を全く出さないでひっそりと過ごすのがよろしいと思う。しかし、自分を出さなければ出さないほどそれに比例して一般的に面白みというものは無くなるものだ。
ここでインターネットにおける顔出しを否定する人間の常套句として例えば、「顔出しして自意識過剰なの?」とかだったり、「あんまり個人を特定するような事を書いたら面倒くさい事に巻き込まれやすいのに馬鹿なの?」といった言葉があるだろう。
しかし、人間なんて自分のことを客観的に見れずにある程度自意識過剰なのは当たり前で、寧ろこういう種の事を言う人は逆に自分の顔写真も人目を気にして気楽に出せないのだから、そちらの方が自意識過剰なのではないかという気がしてしまうがどうだろう。
ついでに誹謗中傷や叩きに関して言っておくと、こんな事は年齢が上がり社会と接点を持っていくほど個人を出していく面白みやさらに言えば必要に駆られてやっているという人もいる事を理解するものなので、そういった発言をする人は精神が幼いと頭から一蹴しても良いのではないかと思います。(米国などでは文化の中に自己主張をする事が大事な事だと含まれていて、小さい頃から自然に周りの人々がそうしているのを見てきているので皆やっているのだろう。)
ここで、もう一つの話題である個人情報を出すと色んな被害に会い易くなるというのは難しい問題だ。そしてその事は確かに間違ってはいないのだけど、それならテレビなどのマスメディアに出て相当多くの人の目に触れている人々や住所付きの会社のホームページなんかで個人情報を晒している人々なんかは物凄く危険という事になる(*1)。それどころか、街中を普通に歩いていたら何人もの人にその姿を見られるのでそれだけでも危険だ!
もうそこまで神経質になるなら家から一歩も出ないで個人情報も一切晒さなければかなりの身の安全を確保できるに違いない。しかし、もちろん多くの一般人はそれでは生きていく事が出来ないので、結局は自分をある程度晒していかないといけなくなるというのは当然の成り行きで、その晒す度合いは個人によって違って然りという事なのではないだろうか。
最後に、ブログなどの誰がやっているか分からないメディアの文章を読む人というのは結局「誰が書いているのか?」というその書き手の人となりを重視する傾向にあるので、ある程度の情報を提供しておくという事が大事なのだと思います。特に日本は自分を晒す事を恥じる国民性なのでそれだけでも他と差別化する事が出来たりします。
(*1)
そういったマスメディアや会社と個人の違いは、ある情報を出す前に他者の目によるチェックが入り易いかどうかというところだろうか。だから個人が犯罪に近いような叩かれえる情報をアップロードしようとしてもチェックが入りにくくなるという事はある。
営業力は社長の「顔出し」で3倍アップする | |
落合 英之 ハギジン出版 2008-08-07 売り上げランキング : 209924 おすすめ平均 単純明快だか、効果バツグンの本! 中小企業の社長さん必読! 実践してくださいね。 当たり前のことが難しい Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田 望夫
posted in 21:08 2006年12月25日 by 涼微
出版社/著者からの内容紹介
インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と検索技術の革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。
項目
序章 ウェブ社会―本当の大変化はこれから始まる
第1章 「革命」であることの真の意味
第2章 グーグル―知の世界を再編成する
第3章 ロングテールとWeb2.0
第4章 ブログと総表現社会
第5章 オープンソース現象とマス・コラボレーション
第6章 ウェブ進化は世代交代によって
終章 脱エスタブリッシュメントへの旅立ち
この本のおすすめ書評@ブログ
今年のアマゾン新書ランキングで2位だった本書!
さて、おすすすめ書評ブログを見てみよう。
考察
minako's blog
概要
「ウェブ進化論」の読書メモ
感想
愛とまごころの書評
主張
切込隊長BLOG(ブログ)
経営者から見たウェブ進化論
経営者のWEBマーケティング
というわけで、インターネットを語る上で必読の一冊である。
今日も人気ブログランキングに参加中。