健康
ギラン・バレー症候群の症状と個人的な体験ついて 〜大原麗子さんの訃報より〜
手足の神経がマヒして歩行などが困難になる「ギラン・バレー症候群」の治療のため、近年は芸能活動を休止しており、昨年11月、自宅で転倒して右手首を骨折した
リンク先の記事で知ったのですが、大原麗子さんはギラン・バレー症候群を患っていらしたらしい。私も足に類似の症状(*1)を発病したことがありますが、この病気はある程度重度のものになると疾患の部位に力が入らなくなって殆ど機能しなくなり(最も重度のものは四肢から体の中心部まで疾患が進行し呼吸器が麻痺して最悪死に至る)、トイレに行くことや食べ物を調達するなど普通の生活をする事が困難になります。
しかしながら、そもそもの発症率がかなり低く(年間2000人ほど)またあまり再発しない病気(5%未満)なので、こうして発症してしまい何度も再発されていたというのはかなり不運なことだと思われます。何はともあれ、謹んでお悔やみ申し上げます。
・大原麗子さん「復帰したかった」…3日に「病死」と判明、8日密葬
・大原麗子 - Wikipedia
・大原麗子さんの作品(Amazon)
・大原麗子さんの作品(楽天)
・すこし愛して、なが〜く愛して - YouTube
さて、このギラン・バレー症候群の原因は一般的に、まず体内に進入したある細菌に先行感染し、抗体が体を守るためにその細菌に攻撃するのを誤って自らの末梢神経を攻撃してしまい起こると言われていますが、まだ正しい事は分かっていないようです(*2)。
私が入院した際に行われた検査は、
1,発症前に下痢があったか、細菌に感染しやすい食べ物を摂取したかなど典型的な予兆について聞かれる
2,尿・便・血液を調べる
3,他の病気ではないかを調べるためレントゲン・MRI検査をする
4,神経の反応を調べるために各種筋電図の検査をする
5,背中から注射で髄液を取り出し抗体を調べる
6,それでも特定出来なかった場合、発症部位の近く(私は足首の横)の末梢神経を切り取って調べる
という事をやりました。
特に末梢神経を切り取る際には、そこに至るまでの皮膚と筋肉は局所麻酔を掛けるため痛みが軽減できるのですが、検査のために傷を付けてはいけないので末梢神経には麻酔をかけることができず、神経を切り取るとき激痛が走ったりします。切り口も見せてもらいましたが足がぱっくり開いて結構なグロさでした(*3)。他にも、針筋電図検査の電気を流すのが地味に痛かったりしますが、神経の回復具合を調べるため計四回ほど検査したりしました。
そして、この病気の治療方法は「免疫グロブリン療法」または「血漿交換療法」が主流で、これらの治療は数日間に渡って決められた量の血液製剤を投与し続けます。この治療をしている際は数時間点滴につなぎっぱなしなので移動するのに色々と不便だったりします。ここまでの検査・治療で初診から大体二十日〜一ヶ月ほどかかります。
その後、症状がある程度治まった後は発症部位を数日〜数ヶ月間動かしていない場合が多いので、割と長めの期間を要してリハビリをし元通りに動かせるようにする必要があります。一般的に予後は良好と記されていますが、後遺症が残る人も一定数の割合でいるようです(*4)。
恐らく、今回初めて「ギラン・バレー症候群」という病名を聞いた方が多いかと思いますので、自分や自分の周りの人が同様な特定の部位に力が入らない症状になった場合に病名の一つとして認知して迅速に対応出来るように(*5)、発症確率が低いながらも知っておいても損はないと思われます。
というのも、私が最初に動くのが困難になった際に「ギラン・バレー症候群」の症状を知らなくて肉離れか何かかと思ったので整形外科に受診しに行ったのですが、診察してくださった先生は全く当てがないような困った表情をしていました。医者も万能ではないので自分の専門外の病状を見せられても手の施しようがないということでしょう(参照:分からないときの振る舞いかた - レジデント初期研修用資料)。
その際に、いかに多くの病状を知っていて(または調べられる環境があって)適切な病院にかかりに行くことが出来るかというのが初期治療を迅速に受けれるかどうかという点で重要なことだと思われます。
最後にギラン・バレー症候群を違った方法で検査・治療をされている方がいらっしゃったり、何か医学的に間違っている所がありましたら、コメント欄などでつっこみを入れてもらえれば幸いです。
*1:症状はギラン・バレー症候群そのもの(末梢からの筋力低下)だけど、後述の様々な検査をした結果症状特有の抗体が見つからなかった(もしくは一定量以上が見つからなかった)。
*2:私が調べた限りでも先行感染が証明されない例や遺伝の影響が大きいなどの文章が見つかりました。
*3:執刀医によると好んで見る人はそんなにいないらしい…。
*4:私も足の速さや足首が曲がる角度が発症前ほどには戻っていないです。
*5:当然長時間放っておくよりは、発症して医者にかかるのが早ければ早いほど後々の治り具合が良い。
・ギラン・バレー症候群の発症機序解明へ向けて:研究の道のり
・ギラン・バレー症候群 - wikipedia
・ギラン・バレー症候群(ぎらん・ばれーしょうこうぐん) - 難病用法センター
・ギラン・バレー症候群の家族内発症例
ギラン・バレー症候群の本
ギラン・バレー症候群からの生還 | |
文芸社 2007-11 売り上げランキング : 283048 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
京極夏彦氏の睡眠
これ読んでて確信めいたのは、やはり何かに取り組むのに必要なのは思い立ったらほかの事を気にせず勝手にやってる状態つまり”没頭”だね。それもかなり長時間の。だから、”没頭”無しに何かある分野(例えば、ある学問的な知識からオタク的な知識にしろスポーツにしろ遊びにしても)の中で上位の能力があると思うのは少なくとも御門違いというものだろうし、よって”没頭”していないという事があまりよくない結果に結びつきそうな指標にもなり得るだろう。
こう考えると「好きな事を仕事にするのはよくない」とかいう言葉はおかしなもので、多分それは別に好きな事ではないのだろうし、恐らくそういう人は別段何を仕事にしてもよくないと感じるものだろう。
もう一つ付け加えると「何々出来るようになるために何々するのを我慢しよう」という態度もたかが知れているし、そんな表明をするくらいなら中途半端に我慢などせずに飽きるまでやれば良い。もっとも、あまりにも金が掛かる事は少し自制したほうが良いが。
人気ブログランキングクリックお願いしますm(__)m
苛々への新しいテーゼ〜♪
旧
A 「最近苛々する事が多いなぁ。」
B 「牛乳ちゃんと飲んでる?」
(カルシウム不足は苛々に繋がるという虚言を元に発せられる言葉である イライラを解消)
新
A 「最近苛々する事が多いなぁ。」
B 「思想を勉強せよ。」 (多様性を学べ)
解説
苛々するとは往々にして自分の思い通りに行かない時に起こるものである。その根底の思想は「〜すれば〜という見返り(returun)があるのは当然だ」と言うあたかも数式のように一方向的(一元論的)な思想に類似した考え方を持っているからだと考えられる。
そのような一元論的な思想から脱却するにはどうしたらよいのか?その一つの方法は、ある行動(インプット)から導出されるであろう反応(アウトプット)のパターンを多様的に知るべきである。
そのためには認識論 - Wikipedia的な考え方を身に着けるといったのが手っ取り早いところだろうか。ともかく色んな人の思想に色眼鏡無しに触れればよい。
人気ブログランキングクリックお願いしますm(__)m
限界睡眠性向
限界睡眠性向とは…睡眠一時間に対して何時間起きていられるかという指標(ある定まった時間を睡眠時間で割った数)
例題
1、健康を保つとされている睡眠時間…24/7≒3,4
2、四時間睡眠法…24/4=6
3、みのさん・ナポレオン…24/3=8
(断続的に睡眠をとってるのでもう少し多いという説もある)
4、ここ二日の自分…48/4、5≒10,67
(10オーバーはさすがにキツイ^^;
というのも、言うなれば「1時間の睡眠で起きている10時間分の休息を取っている」ということになるからである。
しかし、この後気を抜いて5時間寝てしまうと一気に限界睡眠性向は約5,58まで下がってしまう。)
なおこの指標においては遁減の法則が成り立っているので、特に睡眠時間が少ない場合においては傾きが急なので注意が必要である。
限界睡眠性向
24
↑
12 超人
8 人類最高レベル
4,8 人生を真剣に生きている人
3,5 凡庸な生活
2 堕落人生
↓
1
問題点
1、(特に短期間において)起きた時点で計測し始めるか、寝始めた時点で計測し始めるかで議論が分かれるところである。(誰と?)
2、もちろん起きている時間によってある人の生活水準が決まるというわけではないので、この指標のみで生活水準を計るのは危険である。
3、Googleで「限界睡眠性向」検索してもこのブログしかヒットしない。
人気ブログランキングぜひともクリックお願いしますm(__)m
快適睡眠のすすめ/堀 忠雄
内容(「BOOK」データベースより)
快い眠りは健康で充実した生活の必要条件だ。しかし今日、睡眠不満を訴える人はひじょうに多い。なぜ不十分になるのか、快適睡眠のために何をすべきなのか。眠気のリズムを知り、それにうまく合わせることはもちろん、昼間の過ごし方も大切だ。リズムを乱しておこる障害や、効果抜群の昼寝とおやつ、サバイバル睡眠法も紹介。
項目
1 眠りのメカニズム2 眠りにはリズムがある
3 眠りには個人差がある
4 リズムが乱れると
5 サバイバル睡眠法
6 昼寝の効用
7 睡眠環境を工夫する
8 世代別改善ポイント
採点
80点
内容のレベル
7
(概・感)快適睡眠の勧め
人間社会において、特に忙さのあまり睡眠時間を犠牲にしている現代日本においては、睡眠の役割について、また効率的な睡眠について知ることは重要な事ではないだろうか。というテーマのもと、様々なデータを用いながら睡眠について述べてある本書。さて、本書を読んで睡眠に対する姿勢が変わると思われるところを中心に、概要を見ていくことにしよう。
概要
前半部分の第1章〜第4章(1 眠りのメカニズム・2 眠りにはリズムがある・3 眠りには個人差がある・4 リズムが乱れると)では、実験データを元に睡眠の知識を得ることが出来る。例えば、誰もが聞いたことがあるであろうレム睡眠についてだとか、眠気におけるリズムや個人差といった様なことである。また、睡眠に関与する化学物質なんかも知ることが出来それはそれで興味深い。
前半で得た知識を元に、後半部分第5章〜第8章(5 サバイバル睡眠法・6 昼寝の効用・7 睡眠環境を工夫する・8 世代別改善ポイント)へと展開されていく。
ということで、第5章のサバイバル睡眠法から見ていこう。この方法は一日の中で短時間の睡眠を複数回取る睡眠方法にするとどうなるかということである。なぜこんな方法を考えるのかというと、通常の睡眠の方法である、夜に約7〜8時間寝るのと比べるとどちらが、時間やエネルギーの観点から効率が良いのかという事を調べるためである。
本書の結果から言うと確かにサバイバル睡眠は一日の合計時間を4〜5時間に短縮することが出来る人もいるのだが、日常生活では現実的とは言えないので、実用にはどうかといったものであった。
そこで、第6章の昼寝の効用について話が移っていく。なぜ昼寝が必要かというと、人間には2つの眠気のピークがあり1つ目は、普段寝ている時間帯の夜中に起こるものと、もう一つは普段起きている午後2時ぐらいに起こるものである。これは、人間の生理上しょうがない事なので、昼の眠気を昼寝によって取り除き生活の効率をアップさせようというのが本書の言わんとするところである。そこで本書では、新シエスタを勧めている。それは、本書によると
さて、ここで「新シエスタ」を提案したい。午後2時におやつ休憩が30分とれたとする。このときには、まずおやつをとろう。おやつを食べてもカフェインやティオブロミンが効いてくるのは30分後である。そこで、昼寝が好きな人はおやつを10分ていどできりあげて、仮眠スペースで昼寝をしよう。ソファーに横になるのが1番いい。机にうつぶせになるのでも、背もたれにもたれかかるのでもいい。20分間昼寝をする。 |
そして昼寝が習慣化してくると、20分ピッタリで自己覚醒できる。腕時計の小さなアラームでしっかり目ざめるが、たいていはその直前に止めることができるので、まだ寝ている同僚を起こす心配はない。目がさめると、コーヒーや緑茶、紅茶、チョコレートの効果がちょうどあらわれてくるので、寝ぼけ顔でデスクにもどることはない。 |
というもので、利にかなったやり方なのである。
第7章 睡眠環境を工夫する・第8章世代別改善ポイントは
こちらを参考のこと。
私的感想
そもそもわたしが睡眠に関する本を読もうと思ったのは、一日の睡眠時間をなんとか3時間程度にして、活動時間を増やす方法はないのだろうか?という考えたことに端を発している。
しかし、かの睡眠時間が少ないとされていた偉人であるアインシュタインやナポレオンも確かに夜の睡眠時間は短いのだが、その短い分を他の時間帯に寝る事で補っていたのかもしれないという事が書いてあり、どうも睡眠時間を少なくして創造的な活動を営むのは厳しいのかもしれない。そうなると、みのもんたさんはどうなのだろう?一日2〜3時間睡眠と噂されているが、昼寝をしているのかどうか分かりかねるところであります。
ところで、わたしはカフェインで眠気が覚めるというのは何かの番組で、反証実験により嘘であるというのを見て疑っていたくちなのだが、本書ではカフェインやそれに類似した物質の覚醒効果を認めているが果たしてどうなのか、また分からなくなってしまった。
まぁ、実際自分で確かめてみるのが一番手っ取り早いか…
興味深い関連リンク
人気ブログランキングぜひともクリックお願いしますm(__)m
〜騙された人必見〜納豆捏造問題の「可能性」分析とその対策法
既に下火に入ってるから知ってる人も多いんじゃないかと思われるいわゆるあるある大辞典の「納豆捏造問題」。
正直私は事件の中身というか表面的な経過はどうでもいいので、そういったことを言及はしないから、この事件を知らない人のためにソース提供。
・ 創造マラソン
リンク先が面白すぎて帰ってこなかった人も多々いるのではないかと思われるが、まだ読み進めていてくれている方にこのブログでは何を書いていくか説明してみると、何故こんなにも騙された人が多かったのかをテレビ側と視聴者側の視点からみて、今後も続くであろう騙し騙されの「可能性」を回避するためには、以後どうしたらいいのかをこの事件から学ぼうではないか、という良心的な記事である。
【絵文録ことのは】さんによると、まだ納豆にダイエット効果があるかないかはちゃんとした実験をしてないので分からないらしいのだが、ここでは鵜呑みにしたかしていないかの視点で捉えていく。
では、早速テレビ側から見ていくことにしよう!
テレビ側の納豆捏造要因
テレビ側について言及することは、テレビひいてはあるある大辞典に絶大な影響力があったことを再確認したことではないだろうか。なぜなら、スーパーの納豆が品薄にいなった程だからある。というのもわたしも週一ぐらいで納豆を買うのだが、普段は到底無くなりそうに無いぐらいの納豆が山積みされている。
では、テレビと比較して新聞や雑誌あるいはラジオといったメディアだったらこんなことになったのであろうか?
わたしは、ならないと思う。というのも、これには二つの理由があって、まず見る人の数が圧倒的に違うことである。これは当然の事でり、見る人の数と影響力は単純に比例するものだろう。もう一つの理由は、テレビと他のメディアの信頼性が違うのではないかという点である。というのも、テレビ以外のメディアは往々にして一過性であり、これは雑誌や新聞をずっと取っておいて読み返したり、ラジオを録音したりする人はテレビを録画する人より圧倒的に少ないのではないだろうかという事、要するになんとなく見るだけで鵜呑みにしないのではないかという事に起因している。
もちろん新聞や雑誌を主たる情報源にしている人もいるだろう。しかし、そういったメディアは先ほどにも述べた通り見る人の数が少ないので、一般的に信憑性がテレビに比べては無いのではないかという心理が働いているものと考えられる。もちろんここでも新聞や雑誌に絶対的な信頼を寄せているという人もいるだろうけど厭くまで相対的な話である。
次に、あるある大辞典以外の情報番組の場合でもこんなことになったのか、という事を考えてみよう。
これもならないであろう。というのも先ほどと同じく視聴者が多いことや、また放送期間が長いため信者が多数いたなどの要因が考えられる。
では、なぜこんなにもテレビ側が捏造する環境を放置してきたのだろうかというと、それはおそらく先にも述べたとおり、テレビの影響力は絶大であり、かつ池田信夫 blogさんの言うように捏造というものは日常茶飯事のことだというのが挙げられるではないだろうか。ということは、こんなに利益をもたらすうまい話は無くテレビ関係者が誰も指摘しないのも頷ける。
以上のことから今後もしばらく歪んだ情報が続きそうな「可能性」が窺える。
しかし、もちろんそこで思考停止してあたりまえのことだと思っていてもだめなのではないだろうか。そこで、今後もこういった裏側の世界を大衆の日の目に晒すことにより、ばれた時の損害が、てきとうな情報を流して利益を受けることよりも多くなると、自然とテレビ製作者側の意識も変わっていくことだろう。
さて以上、テレビ側から見てきたが次に視聴者側からも見ていくことにしよう。
視聴者側の納豆捏造要因
なぜこんなにも騙された人がいたのか、その一番の原因は女性の痩せたいインセンティブ(誘因)がこの上なく働き、またこの放送を鵜呑みにしてしまったからであろう。
ここで、わたしが驚いた事にはこんなにも痩せたい人が多くいてこんなにも潜在需要があるのかという事である。なるほど日本の長者の一人である斉藤一人氏の「スリムドカン」が売れたのがそういうことだったのかと頷ける。
さて、話が横道に逸れたが、上記二つの要因について見ていこう。まず、女性の痩せたい欲求が強いことであるが、断っておくが、わたしは男でありまた別に太っても無いのでいまいち言及し難いのだが、この欲求自体にもやはりマスコミの影響によるところが多いのだろう。おそらく、痩せていないともてない、そして、もてないのは悪だという観念が世の中には染み渡っているのではないだろうか。人間として美を求めるのは、しょうがないことだと思うが、現代は少し行き過ぎな気もしなくは無い。この美への追求が起こったのも次に挙げる情報を鵜呑みにしてしまうことに繋がってくる様に思われる。
その情報を鵜呑みにしてしまう事についてだが、これには人間不変の次のような原則が考えられる。というのは人は誰しも自分で考えて行動する事はエネルギーを使うことなので、外部からの情報を受けるとそこで思考停止してしまい、結局自分なりの考えをあまり入れずに行動してしまう。また自分で考えていると思っていることも実は外部からの情報をそのまま自分の中で正当化しているだけだったりするということである。この行動は昔から問題があり、あのナチスがドイツを支配した背景もこのことと密接に関係している。なぜなら普通に考えて、侵略や虐待を容認することは出来ないだろうが、強力なリーダーシップを持った者が現れると深く考えずに支持することになってしまう。これはある種、小泉前首相についても…といきたいとこだが脱線しすぎなので割愛しよう。
以上のことから、過去数千あるいは数万年と続いてきたことだけに、また逐一、なにもかも身の回りのことについて深く考えていたら、人間のエネルギーでは足りないという事からも、今後も考えないで行動し騙される「可能性」が窺える。
では最後に騙されないようにするにはどうしたらいいかを考えてみよう。
今後騙されないための対策
騙されないためには結局は、普段から考えながら行動する習慣を作るということで、普遍的だがこれが一番有効だろう。確かに、考えながら行動することは、最初はエネルギーを使うことである。しかし、少し語弊があるが、習慣化して無意識に考えると疲れなくなるものである。というのも、人間の行動の大半はこの習慣化した行動であり、例えば慣れない土地に行くと、いつもやっていることでも誰しも疲れを感じるのではないだろうか?というのも、いつも住み慣れている自分の家の周辺では、ある程度物事の配置を認識しているので、意識して行動しなくてもなんとなく分かるのだが、見慣れないところだとまず、何がどこにあるのかと環境を認識しつつ考えながら行動しないとどうにもならないからである。
考えて行動する方法論としては、疑いを持ったらネットで調べてみるだとか、そもそも自分自身が無知であるから騙されることを認識して普段から知識を取り入れるようにしたらいいのではないだろうか。
しかし、そうはいってもこの番組の様に科学的な実験結果ですよと提示されると反芻するのは難しいし、エネルギーもいるのではないかと思われるから、結局は今後もある程度信じる姿勢でいることになるのだろうが、しかし少し考える習慣を身に付ける、これだけでずいぶん違うのではないかと思われる。
そのためには、今すぐ一つでも考え直してみよう。「うわめんどくさ」と思ったそこのあなたは残念ながら今後も騙されていくことだろう。では、例えば男性方には退屈かも知れないが、美に関係するという事で化粧品について考えてみよう。そんなに詳しくはないであるが、化粧品こそ個々の差はあんまり無いのに、高い方が売れる典型的な商品だと良く聞くものだ。だから、もし探せば数千円で済んだかもしれないことを、ブランドやあるいは高ければいいことだという事で数万円出したとするとそれは、納豆以上の痛手なわけであり比較するにも及ばないものなんじゃないでしょうか。女にとって化粧は特別だなんていう人もいるかもしれないけど、そこで思考停止していたら結局は何も変わらないわけであり、他のことも一々理由をつけて考える事はないのでしょう。
要するに、少なくとも自分が大事だと思っていることは割と深く考えるのだろうけど、その範囲を少しずつ広げてみたらどうだろうか,さらにその情報に対して一方向からではなく、多面的に見たらどうかということが言いたいのである。
また、そういう意味ではこの記事に書いてあることが必ずしも正しいとは限らない。もし、わたし程度の書き手の記事を全く疑いなくここまで読み進めてきたのならそれは重症ではないだろうかと思われる。
では、最後に少しは考えられるようになったかテストをしてこの記事を閉めたいと思います。
このブログを今後も見続
けると、モノフェニルア
ルソン酸の観点からも
痩せますよ! (笑
(もちろん科学的な裏づけなんかを提示されないと早々騙されないんでしょうけど、しかし普通に考えて本に興味がない人は今後このブログに来ることはないでしょう。)
人気ブログランキングぜひともクリックお願いしますm(__)m
病気にならない人は知っている/ケヴィン トルドー (訳) 黒田 眞知
内容(「BOOK」データベースより)
ハンバーガーを食べるな!日焼け止めは塗るな!水道水は飲むな!歯磨き粉は使うな!牛乳は飲むな!電子レンジは使うな!風邪薬・抗生物質をのむな!ダイエット食品を食べるな!ひとつやめれば体調がよくなり、全部やめれば長寿になる。
項目
1、私はこうして自然療法と出会った
2、なぜ私たちは病気になるのか
3、二度と病気にならないために
4、なぜ私たちは太るのか
5、食品成分表示の本当の読み方
6、あなたの病気に対する「自然療法」
7、国民の健康を食い物にする大企業
8、病気にならないために知っておくべきこと
この本のおすすめ書評@ブログ
病気について
なんでも印刷日記:病気にならない人は知っている - livedoor Blog(ブログ)
概要
じゅんじゅんのスピ・エコ・ルス♪
意見
真正自然人宣言:病気にならない人は知っている - livedoor Blog(ブログ)
ファーストフードについて
みそぢからの美肌道☆★☆:病気にならない人は知っている - livedoor Blog(ブログ)
一言
便利さと病気は紙一重ですね。
←協力お願いしますm(__)m