2007年 4月 完全失業率3,8%
posted in 01:55 2007年05月31日 by 涼微
総務省によると完全失業者数は268万人で前年同月に比べ16万人の減少となり、17か月連続の減少となった。これにより、9年1ヶ月振りに完全失業率が3%台に下がり、統計的にも雇用情勢の改善が裏付けられた形となった。過剰雇用と不良債権の解消と共に世界的な好景気による輸出の増加がその主要因だと言われている。
一方で雇用者全体に占める非正社員の増加(約33%)とそれによる賃金水準の低下、さらに好況な南関東や東海に対して不況な北海道等における失業率の地域間格差が問題点に挙がっている。
この完全失業率の低下には15〜24歳の若者層の完全失業率が1,5%減って7,5%となった事が一役買っているという事で、この若年層の完全失業率低下はいつまで続くのかというのは特に20代前半辺りの人にとっては大いに関心があるところではないだろうか。
そういえば、3/20日の時点で大卒採用来年春13,5%増と出ていたが、仮に来年度この増加率が達成されれば、今春の水準よりも採用が多いという事になるから、最低でもあと2,3年は現状の新卒採用水準を期待できるのかな。
という事で、現在の戦後最長と言われている景気拡大がいつまで続くのか、また団塊の世代の退職を補うための雇用拡大はいつまで続くのかという事と共にこれからも新卒者採用数の推移を経済学部生としてまた就職当事者としてこれからも追って行きたいところです。
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