二十歳のころ〈1〉1937‐1958―立花ゼミ『調べて書く』共同製作/立花 隆+東京大学教養学部立花隆ゼミ

posted in 15:17 2007年03月28日 by 涼微
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この本はたまたまBOOKOFFで¥105で見つけたのだけれど、丁度わたしも20歳という事もあって、感情的な言い方だけどめちゃくちゃ良書である。

(本書の進め方はインタビュー形式で、31人分収録されていて)まだ、この一巻も20人ぐらいのインタビューを読んだだけで、さらに二巻も三十人ぐらい収録されているということなのだが、自分に影響を与えてくれそうな人の「二十歳のころを」読んで、その生き方にプロットしていったら同年代ではそうそう敵がいない事になりそうな予感がある。そうなるとやはり近いうちに都会に出て上位層の実力を確認しにいかないといけない日が来るであろう。というのも、まだ「井の中の蛙」である危険性が十二分あるからである。(いやいや世界は広いよ)

さて本書の内容に入ると、まず前書きにはこう書いてある、

なぜ、(題名にある様に)「調べて書く」なのかといえば、多くの学生にとって、調べることと書くことがこれからの一生の生活の中で、最も重要とされる知的能力だからである。調べることと書くことは、もっぱら私(立花隆氏)のようなジャーナリストにだけ必要とされる能力ではなく、現代社会においては、ほとんどあらゆる知的能力において、一生の間必要とされる能力である。

(中略)

調べて書くということは、それほど重要な技術なのに、それが大学教育の中で組織立って教えられるという場面がない。

今更言うまでもないことだが、全くもってその通りであり、わたしもブログを始めた当初は文章を1時間ぐらいがんばってやっと10行ぐらいしか書けずに自分の作文能力の無さに愕然としたものある。

では、世間一般の20代前半の人はというとやはり文章能力があるかどうかは甚だ疑問である。というのもわたしは昔記事を書くごとにトラックバックを送りまくっていたのだが、20代前半でしっかりした文章のブログを書いている人は見た限りではほぼ皆無だった。ブログを書いている人がいたとしても、数行の日記みたいなものばかりで、とても文章が書けているとはいえない水準のものばかりであった。

(書き掛け終了)

ホームページを発見したのでこれを読めばこの本の良さが分かる

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