世界の日本人ジョーク集/早坂 隆

posted in 13:34 2006年12月20日 by 涼微
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採点
65点

内容
世界から見た日本の姿をジョーク形式で紹介

項目
第1章 ハイテク国家像―クルマからアイボまで
第2章 お金持ちの国―バブルそして崩壊へ
第3章 勤勉な人々―会社人間・カロウシ
第4章 日本人的アイデンティティ―集団行動・笑わないなど
第5章 神秘の国ニッポン―風習・宗教・衣食住など
第6章 歴史・政治・外交―アメリカ&中国との関係
第7章 世界で活躍する日本人アスリートたち―スモウからイチローまで
第8章 新たなるニッポン像―世界を席巻する日本のマンガ&アニメ

読んだ動機
(あまり好きな動機ではないが)単純に売れてたから

こんな人にお勧め
1、世界の中において、日本がどんな目で見られてるか知りたい人
2、軽く笑いたい人

内容のレベル
    5

日本へのジョークについて
果たして、世界の中で日本はどのように見られ、どの様なジョークで例えられているのだろうか?

まず、思いつくのは、経済大国という点である。また、それによってお金を持っていると思われている点も付加される。これは、戦後日本が大成長を遂げたことで、諸外国にインパクトがあった事に起因している。しかし、今やかつての勢いは衰え、その座は中国等アジア諸国に奪われようとしている。よって、日本が持ち直さないと、この手のジョークは今後減っていくものと予想される。

次に思いついたのは、古来日本からの習慣が特異であるという点だろうか。お辞儀や四季の文化、侍文化は世界から見ても趣があると思われていることだろう。しかし、古来の文化は往々にして現代では廃れていくものである。特にグローバリズム化し、外国の文化を積極的に取り入れている昨今においては、その傾向が顕著である。よってこの手のジョークも減っていくものと思われる。

しかし、それはまだまだ先の話かもしれない。なぜなら、侍文化や寺院の建設などは数百年も前のことだからだ。しかし、縄文時代の文化を外国にあまり知られていないように、数千年もしたらやはり、廃れていくと思われる。なにか話が飛躍しすぎている気がしなくもないが次に行こう。

さらに、性格の点に言及すると、集団性を重んじるというのが有名である。これは個人主義が根強い諸外国においては、特異なものとして受け取られている。これからの日本でこの点においては、集団的に画一的なことをするより、個性を活かして革新的なことをする人が増えた方が経済的飽和状態が解消できるという説があるので、集団性を重んじるという性格もじょじょに減っていくのかな?と思われる。もちろん、他人を全く考慮しないという個人主義は願い下げではあるけれども…

では、これから増えていくジョークとはなんだろう?それは本書でも紹介していたが、日本の新しい文化についてであろう。例えば、漫画だったりアニメだったりする。また、今後日本人が創造的に文化を作り出していくものと思われる。

また、この手のジョークは、端的だけど明快に対象としている事象・事物を表している。そういった点から案外ジョークというものは、利便性に富んでいる表現方法なのかもしれない。

これから、言語を表現する場面において、ジョークを使おうかどうかは、今のところ思案中であったりなかったりする。

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