統計のはなし―基礎・応用・娯楽/大村 平

posted in 02:09 2006年12月04日 by 涼微
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採点
60点

内容
統計学の基礎

項目
1、基礎編
   統計と人生
   数字のグループを取り扱う
   ばらつきのスタイル
   ばらつきの法測
   見本で全体を推定する
2、応用編
   実験は楽しく有効に
   故障と寿命
   ぺてんにかかりそうな統計
   統計の大学院)
3、娯楽編
   パチンコの統計
   野球の統計
   競馬の統計

読んだ動機
統計を使って麻雀など確立を扱うゲームや世の中の数字を分析したかったか

こんな人にお勧め
1、統計学を勉強しようと思っている人
2、世間の調査の結果を真に受けている人
3、ギャンブルで負け続けている人

内容のレベル
    3

統計について
今の世の中数字が溢れかえっているので、日常生活する上で統計を知っていると便利なことがたくさんある。

例えば、新聞等で日常よく目にする政治や企業等に対する様々な事に対する調査の結果の見方もずいぶん変わってくる。このような調査は、例えば、インターネットで調査すると、インターネットを使う人のデータしか採れない、等の偏りが往々にして起こるものである。ここで母集団のことを知っていると、この結果は本当に正しいのだろうか?ということを考えることができ、また誤った結果ならそれを真に受けることもなくなるだろう。

また、ギャンブルする上でも統計は必要なのではないだろうか。昔、インターネット麻雀にはまっていたものだが、運の要素が大きいとはいえ、統計等で数字を処理して最適な行動を選択しようとするのも一種の楽しみ方である。まさか、数字を頼りにせずに直感だけで勝っている人がそんなに大勢いるとは思わない。とはいえ、麻雀ならけっこうそうだけれども。しかし、他の確立ゲームはいかに数字を扱い最適な行動をとれるかが鍵だと思われる。まぁ癖を見抜くことも大事であろうけど…

そんな中で基本的な統計分析が出来るようになるそんな本である。しかし、ほんとに基礎的なものなので、次は少しレベルアップしたものを呼んでみたいと思う。

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