寂寥感
寂寥感論考
posted in 19:58 2007年05月03日 by 涼微
人間というものは、主に一人でいる時にふと寂しさを感じるものである。
わたしなんかは割と一人でいるのが平気な方であり、周りみんなが集団で会話している中一人でいても特に疎外感というものは感じないのであるが、周りを観察しているとやはりそういった集団としてしか行動できない者は一人になると、この疎外感ひいては寂寥感というものに支配され気が気でなくなるのであろう。というのも明らかに一人で行動した方が自分本位で動けるため行動効率の点で圧倒的に優れているからである。
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もちろん人との会話を否定しているわけでは無くある程度の目的を伴ったものやまたはその会話自体が有益となる事のほうが多数である。
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そう考えてみると所謂、無駄(浮き)と思われる時間はこの寂しさを埋めるための時間から生じるのではないだろうか。
ある他人に合わせるための時間、または寂寥感を埋めるためになんとなくテレビを見る等という行為から生じる時間を、仮に自分にとってより有益だと思える時間に充て得ることが出来る人と出来ない人の間にこうも実力の差が生じるのではなかろうか。
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しかし、仮に人間がこの寂寥感と性欲が無く皆が皆自分本位に動ける様にプログラムされた生物であったとしたら人類はとっくに滅びていたのかもしれない。
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