意味の無い記号が意味を獲得する

posted in 04:31 2007年08月07日 by 涼微
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 ひらがなやアルファベット、コンピューター言語といった様々な言語やまた数学や経済学、物理学などといった諸学問で扱う特有の記号や用語はその対象のとする言語や学問を学習していない者にとっては何の意味も持たないただの”記号”にしか見えないものである。これは誰しも経験がある事だと思うが、例えば一般的に中学校において初めて英語に触れるのだが、日本語のみで生活してきた者にとっては当然最初は英語という文字には何も意味を見出せないであろう。つまり、当然だがある言語や学問が理解できないと言う事は、その特定の領域独自の記号や用語の意味が分からないと事に大きく依存するのである。となると学習とは意味の分からない記号の羅列に意味を持たせる過程であると言い換える事が出来る。では、このプロセスにおいては人間の内部でどのような意味付けが行われているのだろうか?

 人間誰しも生まれながらにして文字(記号)を認識出来る者はいない。となるとまず視覚により現象を認識する事によって、後にそれに対応する記号(主に言語)を認識する事でその現象と記号が結び付けられ認識出来るようになると考えられる。この様な認識過程においては脳でどのような処理が行われるのだろうか?それは恐らく同型化の現象が起こっているのではないだろうかと考えられる。同型化というのは、例えば視覚に入った現象を何らかの記号で表現された文体を見た時に、その現象が文体に対応している事を知る事であり、またある言語が特殊な記号によって言い換えられているのを知るのもこの同型化によりその意味間の対応を認識した時であると考えられる。

仮にこの様な同型化によって意味の無い記号が意味を獲得したとすると

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