小飼弾氏のプロフィールから見る10代の過ごし方

posted in 01:44 2007年06月03日 by 涼微
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一日数件の投稿量を誇るブログ「404 Blog Not Found」の管理人である小飼弾氏。書評・プログラム・ネットネタ諸々と何でも有りな氏の頭脳はどういう人生を歩む事によって成熟していったのかプロフィールを調べてみた ↓

404 Blog Not Found:小飼 弾 Errata, Addeda & FAQ

何だか色んな事が書いてあるがここで注目すべき情報は

中学で高校で勉強することをおぼえた
       ↓
中学卒業後すぐに大検取得

の流れの部分では無いだろうか。この思考法に到った論理を解明して自分のものにしていけば日本人の頭脳の水準が上がるのではないかというものである。さて、ここで考慮することは中学生にして高校の勉強をしようと思ったのは何故なのかという事と、果たしてその思考法にたどり着くことで誰でも氏並の能力に達するのかという事である。

まず、どうやってその思考法に辿り着いたのかという事であるが、本文には

それも登校拒否のおかげです。実に有意義でした。卒業式(最後にオフィシャルに卒業したのってこんだけ。わはは)に、恩師の皆さんに「9年間の義務教育がいかに役に立たないかを徹底的に教えて頂きありがとうございました」と深々と頭を下げたのはよく覚えてます。

と書いてある、ここからおそらく如何に学校の義務教育における受動的な均一化・普遍化や変わり者を排除しようとする事の逃れから発する集団適応化に毒されないで、能動的な思考力を獲得する事でモチベーションが沸くような目標を設定し得るかという事になってくるのだろうか。つまり、弾氏は他からの意見を相対と置ける程の自己論理を構築する作業を中学生期に完成させたのでは無いかという事である。

また当ブログの他エントリー

義務教育は押しつけでもいいのではないか

においては、

「9年間の義務教育がいかに役に立たないか」と言ったけれども、それが役に立たない、強いては社会には頼れないことが多々ある。自分で埒を開けるしかないということを早めに知ることができたのは、皮肉抜きでありがたいことだと私は今感じている。

ここでは、「自分で埒を開けるしかないということを早めに知ることができたの」一文が強烈である。果たしてこの事実を早期に知るためにはどうしたら良いか、まず一つ目は他人に頼れない程の孤立した状況に(自発的にか他発的にか)陥る事ではないだろうか、しかし仮にこのケースで他人に頼れ無い事を認識したとしてもそこから立ち直るポジティブさが発生するのに数年掛かる可能性もあると考えれる。そこで、もう一つ考えられるのは本を読む等して義務教育期の甘ったれた幻想から抜け出し現実社会を知ることであろう。

上記から他者の干渉を受けずに思考整理をさせ目標設定を設ける期間を義務付けてはどうかという事が提言される。確かに小・中学校において社会見学や自発性を促進させるような教育は存在していたが、今考え直してみるとそれは形式的であったように思う。またこの趣を実現しようとしたのが「ゆとり教育」という事になるのだろうが、結局は制度不完全だったのだろう以前の強制的な指導のほうがましだった程である。

さてもう一つの疑問であるこの思考法を獲得することで氏の様な頭脳を獲得し得るかという事であるが、

404 Blog Not Found:小飼 弾 Errata, Addeda & FAQ

においてまたこんな文も存する

ルービックキューブを子供のころに目をつぶった状態で、日常的に解いていた。

テストはいつも100点

まぁ結局は元々人より「出来る子」だったのだ(笑)おそらく「出来る子」であったからこそ自分で埒を開けるしかないということを早めに知ることができたという結論に到達することが出来たという因果が存在したのだろう。そして、出来る子だったからこそ後に自分で埒を開ける事を実現させたのかもしれない。

しかし、世の中には義務教育的な思考を引きずっている人、つまり周りに合わす事で自分の頭で考えるのが苦手な人が大半であるから、デカルト並みに今からでも自分なりの理論を構築すれば弾氏並とは言わないが頭がいい連中と対等に議論する事は出来ると考えられる。

最後に思いついたのだが、「出来ない子」には徹底的に将来の恐怖を植えつける教育をしたら面白い事になるんじゃないかなぁ (精神的にタフな子が増えると思うよ。それ以前に倫理的にどうのこうのという反発を受けるか 笑)

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